電気式タコメーター 前編2011/05/13

過去記事で後輪の回転数からクランクの回転数を出すのをやってみたけど、
[関連記事:タコ無しで回転数を計る]
この度、中古のタコメーターを3,000円で入手した。まあこの値段なら、と。

デイトナ 電気式タコメーター
デイトナの電気式タコメーター、何かのステー付き。

コードは赤が12V、黒がアース、白がパルスと推測され、茶色が不明なれども何とかなる気がしたので購入。

■こいつは何者?

帰って調べると、このタコの後続商品と思われるタコの取扱説明書を見付けた。
「デイトナ 電気式タコメーター 商品No.65706等」
コードは茶色が無くなっているけど、点火数切替スイッチと感度調整ロータリースイッチがあるのは同じ。他にも情報を拾ってみると

赤: 12V
黒: アース
茶: 照明LED用12V
白: パルス

というのがほぼ確定。

そんでもって、ちと中が気になるけど分解できない構造になっているので解剖は諦めた。

■普段からコレ付けて走る?

さて。これを普段から取り付けて走行するか否か。どうやら防水性はあまり高くないらしい。背面のスイッチ類の穴を塞ぐキャップも失われているらしい。まあそんな物は何とでもなるけど、セローなどという物は水溜まりでひっくり返す可能性もわりと高い。また私という人間は、付いている物を取り払うのは好きだが余程の事でもないと何かを付け足すのを好まない性格をしている。

当面は整備時の回転数測定機器として使う事にしよう。

■どこに接続?

常設でない以上、簡単に取り外しできるようにしたい。ヘッドライト裏にアクセスは面倒だ。パルス取るのにタンク下のコイルにアクセスするのは更に面倒だ。右サイドカバーを外してしばし眺める。

パルスはCDIユニットから出ているオレンジ線から(イグニッションコイルに向かう線)。12Vとアースはバッテリーにワニグチで行こう。

セロー 右サイド

■構想

メーターのリード線はギボシと3Pカプラが付いているが、切り落として新たにカプラを付けることにする。12V線とLED線はまとめる事にして3Pのカプラとする。

手持ちの圧着工具(0.5sq以上対応)だと090型の端子は小さ過ぎる様なので110型にする。セローの方もパルス線端子は110型だった。

リード線自体は0.5sqと思われるので作成するハーネスも0.5sqとする。
12Vを赤、アースを黒、パルスを赤とする。(白を持ってないの)

そんな訳で続きは次回。