練習 4/302011/05/04

後輪をTT900GPにして初めての練習。

■グリップに関して
グリップの良さは

履いたばかりのBT-39 > TT900GP > 後期BT-39

という気がしているが、BT-39履いたばかりの頃は気温も高かったので単純に比較はできない。

■バンク余地
この日の調子は悪くなかったと思うし自分なりに充分倒せていた方だったけど後輪の端がかなり余った。BT-39だと簡単に端まで行く。こんなに違うとは思わなかったな。

今までは端まで使ってるということで、これ以上倒さずに速度を上げていくのかと、どうすればいいんだろうと少し行き詰まりっぽいのが見えていたけど、まだまだ倒す余地があるということで問題解消。そういえばステップ下のバンクセンサーみたいなボルト、滅多に摺らないもんな。

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■八の字
数がこなせる様になってきた。やはり後輪荷重は旋回ラストが滑らかになる。フルフェイスだと少し息苦しい。シールドを少し開ける。

■定常円旋回
わりと安定はしてきた。が、未だ目標のペットボトルに近付いたり遠ざかったり。直ぐ目が回るのは相変わらず。

■フルロック足付き
ちょっとやる気タンクが空になっちゃってた。エンストしまくり。左の方はまあまあ。右は酷い。

ETCを付けた…2011/05/06

ETC無しでも上限の恩恵があるかもとなったり、やっぱ無しね〜となったり、どういう経緯を辿ったかもはや記憶が薄れて来ている今日この頃ですが、何でも6月からETCあろうが無かろうが上限1000円ではなくなるとの事。

付けるか否か大いに悩んだけど、マスツー中私だけ無しで「空気読めよ」状態なのも何だし、ちょっとした割引は6月以降もあるみたいなので、付けました、ETC。

日本無線の一体型ETC、 JRM-12。本体はタンクバックに入れて使う。配線は任せていただいた。プラスとマイナスを取るだけの簡単なもの。

■配線箇所
以前の記事「ETCの為に配線を下調べ」でテールランプのリード線側に使えそうなカプラを見付けたが、これを使うことにした。

ここに来ている4本の線はそれぞれ

赤/黄: 常時12V
白/黒: キーON時に12V
緑: アース
緑/黄: テールライトに向かう

となっている。これの白/黒線と緑線を使う。


これはHM090型の4P防水カプラ。ちなみにETC本体の近くに付いているのはMT090型の4P防水カプラ。カプラは違うが多分端子は共通。

■かしめ作業
防水カプラ端子のかしめは初めてなので参考にしようとETC側のカプラから端子を引っ張り出してみると。

なるほど。ゴムも一緒にかしめるのか。

上の方の図にもある通りプラス線には1Aのヒューズが付いている。アラーム用のカプラに来ている線の元にもヒューズが付いているが10Aだ。のでこのヒューズは活かす事にする。

作業を始めてみると、かしめ工具にサイズの合う場所が無いことに気付いた。かしめ部分はそれなりに曲がるものの、しっかりかしめるまで至らない。工具は0.5sq以上の線に対応だがこれは0.3sq位の様だ。ラジオペンチも使っていろいろやって、

うん、何とかなった。不細工だけど。

接続。動作確認。とりあえず問題無し。

■高速に乗ってみた
北関東道が全面開通したという事で、絶対そこ通るに違いないと思っていたところ、果たしてGW頭のマスツーにて北関東道を通る。

我がETCはちゃんと仕事してくれた。

この日、北関東道 → 上信越道 → 北陸道 で魚津に。
帰りは、北陸道 → 関越道 → 北関東道
を通って帰ってきた。

ほぼ高速だった訳で、多分前からこういうツーリングをしたかったが私がいるせいで出来なかったものと思われる。

電気式タコメーター 前編2011/05/13

過去記事で後輪の回転数からクランクの回転数を出すのをやってみたけど、
[関連記事:タコ無しで回転数を計る]
この度、中古のタコメーターを3,000円で入手した。まあこの値段なら、と。

デイトナ 電気式タコメーター
デイトナの電気式タコメーター、何かのステー付き。

コードは赤が12V、黒がアース、白がパルスと推測され、茶色が不明なれども何とかなる気がしたので購入。

■こいつは何者?

帰って調べると、このタコの後続商品と思われるタコの取扱説明書を見付けた。
「デイトナ 電気式タコメーター 商品No.65706等」
コードは茶色が無くなっているけど、点火数切替スイッチと感度調整ロータリースイッチがあるのは同じ。他にも情報を拾ってみると

赤: 12V
黒: アース
茶: 照明LED用12V
白: パルス

というのがほぼ確定。

そんでもって、ちと中が気になるけど分解できない構造になっているので解剖は諦めた。

■普段からコレ付けて走る?

さて。これを普段から取り付けて走行するか否か。どうやら防水性はあまり高くないらしい。背面のスイッチ類の穴を塞ぐキャップも失われているらしい。まあそんな物は何とでもなるけど、セローなどという物は水溜まりでひっくり返す可能性もわりと高い。また私という人間は、付いている物を取り払うのは好きだが余程の事でもないと何かを付け足すのを好まない性格をしている。

当面は整備時の回転数測定機器として使う事にしよう。

■どこに接続?

常設でない以上、簡単に取り外しできるようにしたい。ヘッドライト裏にアクセスは面倒だ。パルス取るのにタンク下のコイルにアクセスするのは更に面倒だ。右サイドカバーを外してしばし眺める。

パルスはCDIユニットから出ているオレンジ線から(イグニッションコイルに向かう線)。12Vとアースはバッテリーにワニグチで行こう。

セロー 右サイド

■構想

メーターのリード線はギボシと3Pカプラが付いているが、切り落として新たにカプラを付けることにする。12V線とLED線はまとめる事にして3Pのカプラとする。

手持ちの圧着工具(0.5sq以上対応)だと090型の端子は小さ過ぎる様なので110型にする。セローの方もパルス線端子は110型だった。

リード線自体は0.5sqと思われるので作成するハーネスも0.5sqとする。
12Vを赤、アースを黒、パルスを赤とする。(白を持ってないの)

そんな訳で続きは次回。

電気式タコメーター 中編2011/05/14


■出来上がり

こんな感じ。ワニグチはバッテリーに直接接続。パルスはオレンジ線のメス(オスより引き出しやすかったから)を抜きパルス信号を取る。パルス線の熱収縮チューブは可動で、接続した時の絶縁用。

■動作

早速繋げまして。

ワニグチを繋げて通電した瞬間に針がとてもせっかちな感じで上がって下がる。ぱっと見、照明が点いている様に見えないがメーターを手で囲ってよく見ると緑色の光が数字盤の裏側から漏れている。

エンジン始動。おーー動いた。

逆さまで何ですが1,400rpm辺りを指している。感度調整も付いているけど初期設定状態で特に違和感の無い動作。スロットルを開けると滑らかについてくる。タイムラグを感じる人もいるかも知れないけど、セローはパーン!パーン!と回転数が上がる様なタイプでは無いので問題は感じない。

さて……。

やっぱちょっとくらいはタコ付けて走ってみたい。ワニグチクリップじゃなかったな、コレは。

そんな訳でハーネス作り直し。次回に続く。

電気式タコメーター 後編2011/05/19

電気式タコメーター 中編」の続き。

■再び構想

やっぱりキーONと同時に電源が入る様にしたい。再びバッテリー周辺を眺めまして。

ウインカーリレーの所に茶色線が来ている。YAMAHAの場合、常時バッテリー電圧が来る線は赤、キーONで電圧が来る線は茶である。これを使う。端子は110型メスなのでパルス線を取るのと同様の加工で行こう。アースはバッテリー端子に丸型端子でGO。

で、最初に付いていたステーを取り付けて、これを取っ手にして持って走ってみる。


■再び出来上がり&動作

それぞれを接続。

右サイドカバーを取り付けて近所を走ってみた。動作良し。大変良し。

■出力とトルク

サービスマニュアルにある表によると
最高出力: 20PS(15kW) 8,000rpm
最大トルク: 19Nm 6,000rpm
となっている。
9,000 - 10,000rpm辺りまで回る様だがその辺りは出力もトルクもガタ落ち。

6,000rpm辺りを維持して走ってみた。うん、この音ね。

■点火数設定

取扱説明書によると点火数スイッチ設定の部分で
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<クランク1回転1点火>
 → 一部の2ストローク車、及びインジェクション車以外の多くのモデル。
<クランク2回転1点火>
 → インジェクション車
---------------
などと書いてある。4ストローク車の場合、クランク2回転で1回爆発だから後者の設定なのではと思うんだけど、4ストロークのキャブ車というのは排気行程が終わり吸入行程になる直前にもスパークしてたりするんだろうか。

お馴染みの整備士さんに聞いたところ燃焼行程以外の問題無いポイントでスパークしているバイクもあるとの事だった。

で、セローの場合。最初 1回転1点火の設定にしてみたが、どう見ても低い。なので 2回転1点火の設定にしてみた。こちらが適正の様だ。余分なスパークは無いタイプという事で。

■ジャンクというもの[余談]

このタコメーターを発見したのは、いつもお世話になっているバイク屋さんにて。土埃をかぶってゴタゴタと置いてあるパーツの中にそれはあった。
「あのーこんなモン見付けましたが、おいくら万円…」
とオーナーに尋ねると
「分かんないから○○(整備士さん)に聞いて」
と言われた。何でもオーナーはあのジャンクを片付けてしまいたいんだけど○○さんはジャンク漁りも店に来る楽しみの一つだからと言うので置いてあるんだそうで。

○○さんに値段を聞きに行くと
「3,000円だな」
となり購入決定。包む前にオーナーさんが綺麗にしてくれて立派な商品になったとさ。

コックOFFの習慣を2011/05/26

燃料のコックをOFFにするのは、まあ長期間乗らない事が予想される場合だけど、セローの場合キャブレターのガソリンの揮発成分が飛びやすいらしく、人によっては数日で微妙なんて仰ったりする。もともと始動性もあまり良くない所へもって美味しいところが揮発してったガソリンとなると、ますます始動しづらくなる訳で。

そいういうバイクの場合、冬眠でなくともキャブレターのガソリンは少なくしておくのがお作法らしい。次回の始動時にコックをONにしてやると新鮮なガソリンが流れ込むので始動に問題が出づらいと。

家に帰り着く少し前にコックをOFFに切替え、家の前でガス欠直前というのがベスト。大体600〜700m位は走るかな?

各方面から帰る場合のコックOFF地点を押さえておくべし。

ヤマビルに血を吸われ2011/05/27

本日空模様は怪しかったが、ちょっと行ってみたい山道があったのでセローで出撃。塩谷町の山中。午前中に降っていたと思われる様子だったが問題無く楽しく走行していたのであった。

いくつかのピストン林道を走り、



崩落箇所なども確認。



後少し走ると舗装路に出るという地点で地図にはある道が無くなった。道を探してしばらくあっちをウロウロ、こっちをウロウロ、時にはバイクを降りて道のありそうな場所を探した。かつて道だったらしい箇所はあったが木を何本も倒して通せんぼしてあるので諦めて引き返す事にした。

しばらく走っていると何か右足ふくらはぎ下がチクチクする。枯れ草でも入ったかと思って走りながら足をバサバサしてみるも取れない。停まって裾をめくると

ヒルがくっついてた。二匹。

なんせ初めての事でデジカメで撮る余裕なんかなく引っ張る。みょーーんて伸びる。更に引っ張る。きゅぽんって取れた。いや、音はしてないけど。もう一匹もきゅぽんて。

無理に引っ張っちゃ駄目だと聞いた事があるような無いような…でも引っ張っちゃった。

全然詳しくないもんだから、えーと毒有りとは聞いたことないけど何か寄生虫とか感染症とかあるんじゃ…でもランボーIIでも吸われてたけど大丈夫だったし、イヤ、あれ映画だし。そもそもランボーは生物として別格だし…。あ、そうだデジカメデジカメ。

で、こいつ。


ヤマビルでいいんだよね。日本生息の陸生ヒルなら大体コレって感じらしいけど。血が止まらないと話には聞いていたが、うん、止まらない。しばらくティッシュで吸い取って絆創膏貼って帰った。

帰ってから調べた。手遅れかも知れないけど入念に洗いムヒ(抗ヒスタミン膏)を塗って絆創膏。いろいろ読んだページにある通り傷はY字形だ。痒みと傷跡が長引くらしいとの事だけど、今のところ痒みは無い。

そんな訳で、山ツーリングのお供にエタノールのスプレー小瓶が加わった。(アルコールに弱いって)

そして乾燥時より湿潤時の方が活発に活動するらしいので、今回の様な雨上がりに徒歩で山奥ウロウロはヒルの餌食と心得た。

更に。ヒルで済んで良かった。