VTRの後ろタイヤ交換2011/04/24

VTRの後ろタイヤ、スリップサインを通り越してセンターの溝がそろそろ無くなりつつあった。もう少しねばって見るかと思っていたところ、タイヤに何か金属が刺さっているのを見付けた。

引き抜くと長い。1cm位の細長い何かだった。かなり斜めに刺さっていたから大丈夫と思いたかったんだけど、念の為オイルを一滴盛ってみると…

タイヤの穴から空気が

ぷつーっと空気が。抜けるのはゆっくりだろうけど穴開きタイヤに変わりなくタイヤ交換することとなった。

■TT900GPにしてみる
これと言って理由があるわけじゃないけど、ブリジストン BT-39 を DUNLOP TT900GP にしてみる。以前の交換は17,232kmだったので今回29,819kmという事で12,587kmもった事になる。ちなみに前タイヤはまだまだ減ってない。

BT-39は最初の内は滑る気がしない程グリップ良く感じたが、結構直ぐ美味しい所は終わった気がしている。でもちゃんと温めてやれば良いグリップするよとも言われた事があるのでよく分からない。

■さて、交換
今回はちゃんとキャリパーも取り外して邪魔を排除。相変わらずビード落としの段階で外せる気がしなくなる。悪戦苦闘していたら旦那が近くに居たのであっさり外してくれた。

新タイヤをはめる時も悪戦苦闘。最後にキレてリムプロテクター無しで入れる。あっさり入るんだコレが。でも凄い敗北の気分。気分が悪いのでまた外して今度は最後までリムプロテクター使用で付け直す。

■技を二つ修得
(1)やはりリムプロテクターの紐はちゃんと結んで使いたい
(2)一旦はまった所がまた外れてしまわない様にウエスとか雑巾を挟む

(1)で圧倒的に楽になった。プロテクターを使用してないが如き作業感。

こんな感じで結ぶ。(できればバルブの無い側で作業したい。が、一度はめたビードがツルツル逃げた結果、この位置に来てしまった也)

(2)に関してはとある動画でクリップを使ったりしていたが、結構取れたり傷ついたりして、まあ私の手際が悪いのが駄目なんだけど、上手く行かない場合も多い。濡れた雑巾を代わりに使うとしっかり仕事してくれた。

■手動空気入れでビード上げ
こういうきっちり硬いタイヤの場合、手押しの空気入れが大体有効。要は逃げてく空気より入る空気の方が多ければ、やがてビードが上がるのだ。体力の限界に近い所で最後の一仕事。片方がポコンッ!! と行ったところで一休みしていたらもう片方もポコンッ。

うん、リムの縁のラインも綺麗に出ている。満足。

■スリップサイン出たらちゃんと換えよう
外したタイヤのセンターはかなり薄くなっていた。指で押すとヘコヘコと凹む。これは危ない。何かの刺激でぱーんと行きそうだ。スリップサインも適当に存在しているわけじゃないんだなとしみじみしたのだった。

で、翌日凄い筋肉痛になったとさ。