ガスケット等の再利用 ― 2012/01/06
昔、オイル交換あたりから整備を始めたとき、マニュアルにある通りにガスケット類は換えなきゃならないもんだと思っていたが、いつのまにか何の抵抗もなくオイルドレンボルトのワッシャを再利用しまくっている。何度再利用したか分からない。
でも最近オイルドレンボルトのワッシャはすっかり潰れてボルトから取り外しにくくなっている。ボルトwithワッシャ、的な。
でも最近オイルドレンボルトのワッシャはすっかり潰れてボルトから取り外しにくくなっている。ボルトwithワッシャ、的な。
今度オイル交換するときは換えてみようかと今思った。
包装単位? ― 2012/01/17
YAMAHAはパーツリストをWebで見られるらしいのだが閲覧環境が厳しいようで、いちいちWindowsを起動するのもなんだし、今後とも古いバイクのパーツが調べられるかというと怪しいモンだしでパーツリストを買ってある。

YAMAHAではパーツカタログっつうんだね。
これに付属してパーツの値段リストがあるんだけど、
これに付属してパーツの値段リストがあるんだけど、
部品番号、部品名、値段の他に「包装単位」なる列がある。この包装単位が5になっているワッシャは前ブレーキホースの上下に付いているバンジョーの所のワッシャ。
ブレーキホースを交換しようと思って一緒に頼んだが、この包装単位にしばし悩む。4つ欲しいんだけど、4つ注文したら20個来るんじゃなかろうか…。
とりあえず一つだけ注文してみた。結果、一つだけ届いた。まあ、見積もりの値段見てもそうだろうなと思ったよ。
まあ内径と外径と材質が分かったので似たようなのを買ってきたとさ。
(ちなみに内径約10mm、外径約14mm、厚みは約1mm、材質は銅)
セロー ブレーキホース交換 ― 2012/01/19
私のセロ子さん、どうやらブレーキレバーが柔らかい。人様のセローのをニギニギして思った。しつこくエア抜きしてみるものの変化無し。で、発売から12年経とうとしているからブレーキホース換えてみる事にした。
余談だけど、人様のバイクで前ブレーキホースが破れてフルードを撒き散らした事例を2件見ているので「そうそう漏れるもんじゃない」と言われてもそろそろ換えておこうとは思っていた。
さて。
レバーが柔らかい原因としては (1)エアかみ (2)ホースの劣化 の他に (3)マスタシリンダーのピストンのカップが劣化しているっつう線もある。(ゴミとかフルードの結晶とかがカップにまとわりついてるとか。)

[パーツリストより] これの2番。一応、新品ホースと一緒にピストン部分も購入したので同時に交換しても良かったんだけど、どっちが原因かを知りたいのでまずはホースのみ換える事にした。
ちなみに図中10番のバンジョーボルト、このパーツリストではユニオンボルトという名前だが、締め付けトルクは30Nm。4JGのは25Nm位だが1ポッドから2ポッドになったからか5MPは30Nm。
■走行距離
24,270km
■新品ホース 他
ちなみに図中10番のバンジョーボルト、このパーツリストではユニオンボルトという名前だが、締め付けトルクは30Nm。4JGのは25Nm位だが1ポッドから2ポッドになったからか5MPは30Nm。
■走行距離
24,270km
■新品ホース 他

ホースと汎用品ワッシャとブレーキフルード(HONDAのDOT4)。


ホースのバンジョー部分、曲げは単純に一方向のみでキャリパー取り付けの方が角度がきつい。
■注意点
ホース等の取り回しは後で「どーだったっけ?」てなる事が多いので予めデジカメで各部をいろんな角度から撮っておく。サービスマニュアルにも取り回し図があるので予習もしておく。つっても元々間違って取り付けられているとかマニュアル自体が間違っているとかあるかも知れないので、まあざっくりといく、ざっくりと。
■ホース交換
キャリパーのブリーダバルブからフルードを抜く。今回はシリンジ(注射器みたいなやつ)を使ってみた。少し手早くできたぞ。

(フルード抜き風景。画像はシリンジを外した後だけど…)
タンクの蓋開けて、通常だったらタンクにある分だけトイレットペーパーで吸わせてレバーにぎにぎして出すけど、シリンジ使ったらタンクの分もすーーっと減っていく。
抜き終わったら旧ホースを取り外す。バンジョーボルトは固かった。メガネレンチをセットして木づちで叩いて回す。新ホースを同じ様に取り付けてフルードを入れる。ここでもシリンジを使う。キャリパー側から注入した方が好ましいんだけどシリンジに入れたフルードを入れたくなかったので、あまり意味無さそうだけどタンクに補充して下から吸ってみた。でも案外素直に入った。その後、各部コンコン叩きながら通常のエア抜き。
■タンクの蓋の空気通路
ダイヤフラム等を掃除して穴とか無いかチェック。で、タンクに蓋をする。
フルードは塗装を侵すのでタンクの蓋は以下の様な感じにぐすぐすになりやすい。つってもなりやすいバイクとそうでないバイクがある気がする。
タンクの蓋開けて、通常だったらタンクにある分だけトイレットペーパーで吸わせてレバーにぎにぎして出すけど、シリンジ使ったらタンクの分もすーーっと減っていく。
抜き終わったら旧ホースを取り外す。バンジョーボルトは固かった。メガネレンチをセットして木づちで叩いて回す。新ホースを同じ様に取り付けてフルードを入れる。ここでもシリンジを使う。キャリパー側から注入した方が好ましいんだけどシリンジに入れたフルードを入れたくなかったので、あまり意味無さそうだけどタンクに補充して下から吸ってみた。でも案外素直に入った。その後、各部コンコン叩きながら通常のエア抜き。
■タンクの蓋の空気通路
ダイヤフラム等を掃除して穴とか無いかチェック。で、タンクに蓋をする。
フルードは塗装を侵すのでタンクの蓋は以下の様な感じにぐすぐすになりやすい。つってもなりやすいバイクとそうでないバイクがある気がする。

これでも軽く掃除した後。赤矢印の部分に空気の通り道である切り欠きがある。これが塞がるとダイヤフラムが理想的に動かなくなるので、ドライバとかでカリカリやって道を作っておいた。
■レバーの感触は?
うーん、少しはカッチリした気がするものの、まだ柔らかい。今日は寒くてやらなかったけど次回はキャリパーの掃除をするので、その時またエア抜きしてみる。
初心者にお勧めのDVD その2 ― 2012/01/28

[プロインストラクター内藤栄俊の舵角で曲がる ストリート最強テクニック]
もうね、「最強」って所が少し辱め?
もうね、「最強」って所が少し辱め?
■裏面に目次がある
●舵角走法とは
●ストリート最強テクとは
●SRTT流トレーニングメソッド
(オフセットパイロン/ストレートパイロン/コーナリング/ブレーキング/8の字トレーニング)
●ストリートで使える実践テク
◆10項目のスペシャルテクを紹介◆
(リアブレーキングターン/スロットルワーク/リアステア/フロントブレーキングターン/3次元ニーグリップ/ストリートハングオフ/スライドコントロール/インシート荷重/低速バランス)
最後は10項目とあるが何度数えても9項目な気がする。
[追記 2012/2/1]
もしや裏面目次が間違いでDVD中ではちゃんと10項目なんじゃないかと数えながら見直すと、10項目あった。確かに。ストリートハングオフとスライドコントロールの間にリアルセルフステアっつうのがあった。スペシャルテク紹介はSRTT流トレーニングメソッドの中に織り交ぜてあるので注意。[追記終わり]
■柏氏のDVDと比べて
私としては柏氏と内藤氏のライディングテクニックが初心者には超有用だと思っている。柏氏の方は基本中の基本で、超初心者でも言っている事が分かるし誰にでも当てはまる教えなのではないかと思っている。
内藤氏の方は公道での安全性向上を目的としたコーススラローム走行技術を教えていて人によって取捨選択の幅のある教えになっていると思う。
■内容
内藤氏の教えの特徴はDVDタイトルにもある通り「舵角」。旋回時にハンドルが自然に切れていくセルフステアを妨げない事。これが最大のキモになっている。
それと後ろ乗り。シートの後ろの方に乗るという単純な話ではなく、まあリア荷重の事かな。DVDではリアステアと表現しているが後輪を軸にして前を回して走るというイメージでと言っていた。
これらのポイントは中低速域での話で、高速になるとまた少し乗り方は変わって来るという感じ。
後は基本的な項目を一つ一つ丁寧に解説していく。例えば、
・パイロンに対してどうラインを取るか
・姿勢(上体を曲がる方に向ける。臍が向く位に。肩とハンドルを平行にとか)
・後ろブレーキ引きずり
・アクセルの遊び取り
・膝でタンクに入力
・ステップ荷重
・まあいろいろ
たまに見て今度はこれに注意して乗ってみようとかの材料になると思う。ちなみに私は今回見てみて八の字でタンク入力とかしてなかったのでやってみようと思った。只今絶賛タンク入力タイミング全然合わない中だったので良い練習になるだろう。
■隠れた?見所
柏氏のはくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる回る定常円旋回が軽く驚異だったが(あとあんなデカイバイクがあんな小さく回れるん?みたいな)内藤氏がほんのちょっと披露する小旋回も見事。パイロンを太陽として彗星の様な軌道を描いて旋回する。美しい。
[追記 2012/2/1]
もしや裏面目次が間違いでDVD中ではちゃんと10項目なんじゃないかと数えながら見直すと、10項目あった。確かに。ストリートハングオフとスライドコントロールの間にリアルセルフステアっつうのがあった。スペシャルテク紹介はSRTT流トレーニングメソッドの中に織り交ぜてあるので注意。[追記終わり]
■柏氏のDVDと比べて
私としては柏氏と内藤氏のライディングテクニックが初心者には超有用だと思っている。柏氏の方は基本中の基本で、超初心者でも言っている事が分かるし誰にでも当てはまる教えなのではないかと思っている。
内藤氏の方は公道での安全性向上を目的としたコーススラローム走行技術を教えていて人によって取捨選択の幅のある教えになっていると思う。
■内容
内藤氏の教えの特徴はDVDタイトルにもある通り「舵角」。旋回時にハンドルが自然に切れていくセルフステアを妨げない事。これが最大のキモになっている。
それと後ろ乗り。シートの後ろの方に乗るという単純な話ではなく、まあリア荷重の事かな。DVDではリアステアと表現しているが後輪を軸にして前を回して走るというイメージでと言っていた。
これらのポイントは中低速域での話で、高速になるとまた少し乗り方は変わって来るという感じ。
後は基本的な項目を一つ一つ丁寧に解説していく。例えば、
・パイロンに対してどうラインを取るか
・姿勢(上体を曲がる方に向ける。臍が向く位に。肩とハンドルを平行にとか)
・後ろブレーキ引きずり
・アクセルの遊び取り
・膝でタンクに入力
・ステップ荷重
・まあいろいろ
たまに見て今度はこれに注意して乗ってみようとかの材料になると思う。ちなみに私は今回見てみて八の字でタンク入力とかしてなかったのでやってみようと思った。只今絶賛タンク入力タイミング全然合わない中だったので良い練習になるだろう。
■隠れた?見所
柏氏のはくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる回る定常円旋回が軽く驚異だったが(あとあんなデカイバイクがあんな小さく回れるん?みたいな)内藤氏がほんのちょっと披露する小旋回も見事。パイロンを太陽として彗星の様な軌道を描いて旋回する。美しい。
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