奥只見の落橋2011/08/15

352号線の福島新潟県境の橋(金泉橋)が7月終わりの豪雨で流されたらしいので状況を見に行ってみた。8/10の事。

マスツーでここに行く予定だったので今年中に何とかなる程度ならいいなぁと思って。

■いきなり話それるが栃木県内牧場

道中の牧場。塩谷町の山中。

伸び放題の牧草

本来なら牛が放牧されているのでしょうが、草が伸び放題です。

■閑話休題

数日前まで檜枝岐村内の352号線で全面通行止めの箇所がいくつかあったようだが、当日はとりあえず橋の所以外は解除されていたと思う。道路を走ってみると脇に土砂がよけられている場所が点々とあり、まずは取り急ぎ通れるようにだけしましたという感じになっている。

橋に向かう。尾瀬に向かう1号線の分岐点から2,3km程行った箇所で崩落。


谷の方にも瓦礫があるので、全面埋まっていたけどとりあえず四輪が通れるようにしたという感じかな。

この辺りの道路はこんな感じでまあ綺麗だけど、

土砂が出て水が流れた跡もちらほら。

橋に近付く。あと200m位という場所で通行止め。

金泉橋近く
土砂で埋まっている。

右手の方から沢水が流れ、堆積した土砂を流して路面が少し露出。白線の様子で道が斜めに崩れていることが確認できる。

流れ落ちる沢水。私の重みで崩れたりしたら嫌なので恐る恐る近付いた。下は結構掘られちゃっている。

ふと見ると向こうに何かが。案内標識か何か。この時はまだ橋までどの程度近付いているか分かっていなかったが、これを見てかなり近いんじゃないかと思った。

更に進む。徒歩で。赤矢印が先程の看板。青矢印は道の続き。その辺りでようやく路面が顔を出す。進むにつれて土砂はだんだん薄くなる。

橋の所まで来た。先程の看板には「新潟県」とありトキの絵が。向こうに誰か来たら手でも振りたいなとしばらく佇んでいたが、一つ上の写真を見るとお分かりの通り余り雲行きがよろしくない。

右に橋の本体
右の方、下流に橋の本体が。洗われて綺麗な朱色が一段と鮮やか。

■当分352号線はおあずけ

新潟の方もあちこち崩落しているらしいし、今年中どころか来年も再来年もどうなる事やら。ニッポンの土木技術におかれましては、こんなもん速攻復旧できるんでしょうけど、何しろ当分福島の道路関係者は超絶多忙。大人しく待つのみであります。