会津若松に行って来た2011/04/22

※このツーリングは4月14日に行ってきた。ネタとして古くなっちゃったけど折角なので書いてみる。

さて。

震災の影響で北方面にて閑古鳥が大繁殖中らしいので、とりあえず何か食べてこようと会津若松に向かった。いちいち山道をチョイスして行こうと思ったので、今週のびっくりどっきりメカ(歳バレるだろ)はセローだ。

栃木県内の地方道63号線は特に雪も無い。まあ相変わらずのやや荒れ。続いて増水している五十里湖を見ながら気持ち良く走る。たじまを経由してこぶしライン(131号線、下郷会津本郷線)に向かう。

こぶしライン、氷玉トンネル南
ダムを過ぎると氷玉トンネルがある。この日は気温も高かったが両側に雪があると空気は冷たい。

会津若松で「インド食」というインドカレー屋で昼食。うん、まあ普通に美味しかった。

で、帰り道。あちこちで戻るはめになる。

猪苗代湖の南。1〜4はUターンポイント。

■1のターンポイント
325号線。黒沢林道。途中ダートに変わる。この道は通れるとは思っていなかったが、どこから雪があるか見たかった。

一ノ渡戸四ッ屋林道、325号線側入口
途中にある一ノ渡戸四ッ屋林道への入り口。雪に閉ざされていた。

しばらく南下。
この案内標識から少し南下すると…

325号線
雪道になった。なる程ここからかと納得して、さっきの標識の所から猪苗代湖方面に向かう。

そこから国道294に出るまで。雪で道は狭くなってる。地震の影響であちこちヒビが入っていた。294に出る所で通行止めのゲートがあった。バイクは通れる状態だったが、もしここが厳重に封鎖されていたら面倒な事になるところだったな。

■2のターンポイント
294から235号線に入る。ここも雪道かなと思ったけど基本舗装道路だから、ひょっとして行けないかな? とも思っていた。途中で通行止めの看板があったが適当な様子だったので南下続行。道のヒビを補修する人達がいた。

ずいぶん来た所、おそらく馬入峠を少し越えた辺りで全面雪道になった。カーブの向こうまで歩いて様子を見に行った所、下った先に路面の見える道が。

下りの雪道。もし行けば戻れるとは思わない方がいい。どうしよう。考えた末、まずはどの程度進めるものなのか試そうと思い雪道に乗り込む。

何故か進まない
結果、進まない状況に。スタンドなしで自立している。どうもシャーベット状の雪道は駄目みたいだぞ。仕方ないから戻るかと思ってもバイクが前にも後ろにも進まない。エンジン回してもその場で後輪が穴を掘るのみ。何とかバイクを90°回転させるも、より深い部分(写真の右の方)に行ってしまい、にっちもさっちも行かん状況に。

どうしよう… どうしよう… ぽくぽくぽくチーン

おもむろにコックをOFFにし
つき倒す
てやーーーーーーっ!!
つき飛ばして倒す。

あまりバイクの下を見る機会もなかろうと、一通り下からの写真を撮り、バイクの回りをグルグル回りながら、あっち引っ張りこっち引っ張り、引き起こしまた倒しで…

脱出
脱出。(手前に後輪で掘った穴あり) バイクからはポタポタと水が滴り落ちていた。雫がキラキラと輝いて見えた。

分かってくれる人も多いと思うけど、こういう時に感じる達成感の為に人は生きてる。

先程の道が綺麗に見えるほど清々しい気持ちで来た道を引き返し(汗だくで)、再び国道294に入る。

■3のターンポイント
羽鳥湖横の37号線は私にとってお馴染みの道。ここを通るべく国道118を西進する。37入り口の羽鳥ダムの上が工事中で通行止めになっていた。引き返す。

■4のターンポイント
羽鳥湖の西の道が駄目なら東を通ればいいじゃないと、一旦地方道58に入り羽鳥湖東側の道に入る。すると…

37号線、通行止め

37号線に出た所でまた通行止め。白河に向かう途中が法面崩落らしい。何かどかさないとバイクでも通れない状態の通行止めだった。こういうのは本気なので大人しく引き返す。

37号線が使えないなら一本北を通る58を使えばいいじゃないと言うことで向かうと、

58号線、通行止め
あまり本気度の高くない通行止めゲートがあった。倒れているし。終了期間の「○日まで」が空欄になっているがよく見ると「17」と書いてあった跡があった。問題の箇所のコントラストを弄ってみると、17という数字とその下に「しばらくの間」と読める。(迂回路「なし」の突き放し加減が心地好い)

本来なら17日までに道路掃除してミラーの角度を調整して「さあ開通!」ってなるはずだったんだろうけど、福島県内は今、道路関係者が超絶忙しいので当分通行止めなんだろう。

という事はもう雪は問題無い状態なのではないか? と思い行ってみる事にした。路面は小枝だの小石だので散らかっていたがオフロード車では全く問題無いレベルだった。

かくして福島を後にする。

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