VTRのハンドルアップ2011/02/03

コーススラロームとかジムカーナ的にはハンドルアップなるものが割と一般的らしいので私もやってみることにした。もともとVTRはあまり弄らなくても形が向いているらしいんだけども。
ハンドルアップスペーサー


■購入したもの
HURRICANE ハンドルアップスペーサー H25
色: シルバーアルマイト
備考: ボルトオンでポジション25mmUP。ステンレスボルト使用
ハリケーンのハンドルアップスペーサー


■まずは使用前、使用後
左右にハンドルをフルに切ったのを比較するとこんな感じ。
取付前、取付後

うん、タンクとの間が開いた。でも跨ってみても思ったほど変わった気がしない。以前やったフォーク付き出し1cmの方が違いを感じた気がする。最近寒くて全然乗っていないので勘が働かないみたいだ。そろそろ日中が10℃越えしてくるらしいので、そのうち乗ってから判断しよう。


■位置決めの目印
ハンドルパイプアッパーホルダーの下端の所にポンチ穴がある。
位置決めのポンチ穴

とりあえずこのポンチ穴を同じ位置にして取り付けた。グリップとタンクの間に余裕ができたので今後はちょっと手前に倒してみたりとか調整していきたいと思う。


■ケーブル類
右はブレーキホース、スロットルケーブル2本、ハーネス類。
左はクラッチケーブル、ハーネス類。

左右のハーネス類はいずれもスイッチボックスから出てヘッドライトケースの裏側に入っていく。特に無理は無い様だしハンドルの操作で動いたりしないので問題無しだと思う。

スロットルケーブルも問題無さそう。左右に切っても遊びが変化する事もないしカツーンと良い音して戻る。

クラッチケーブルは機能としては問題無いけど苦しそう。ハンドルを左に切って戻すとき、メーターケース下のプラスチックの部分に擦れて「キョ」って音をたてる。八の字で一回転する度にこの音を聞くのもイヤなのでそのうち何とかしてみよう。

ブレーキホースはフォークを1cm付きだしているので、その分緩和されて問題出ないだろうと思っていたが、ボトムブリッジの部分でクランプされていて、しかもホースがガッチリ固定されている為、そこから上部がやけに引っ張られている状態になってしまった。

クランプ部分がこれ。
ブレーキホースのクランプ部分

ダンパラバーがホースにガッチリくっついていて、これから上はハンドルアップの影響で引き伸ばされ、これから下はフォーク付きだしの影響で余り気味。しかも撮った角度が悪くて分かり辛いけど、クランプの角度がついていてホースが真っ直ぐになっていない。

クランプのボルトを外すと、

こんな感じで角度は真っ直ぐになりダンパ部分は上に上がる。元の位置に戻してみると結構引き伸ばす感じになる。ものがブレーキの一部分なので、あまり変なテンションかけたく無い。前ブレーキなんて何かあったら死ぬもの。ダンパを動かしてみようと思ったが全然動かない。ブレーキホースなのであまり無理に引っ張って動かしたくもなかったので、クランプをこじ開けてダンパを取り外す。


ダンパの切り込みは元々。しっかりホースにくっついていたが剥がしてホースが自由に動く状態にして取付。

このボルトはホーンも一緒に留めているがホースの角度を無理の無い様に取り付けようとすると赤矢印の突起の為にホーンが取付られなくなるので、クランプとホーンの順序逆にして取り付けた(ホーンの板の方を下に)。最後にサスペンションが十分に伸びた瞬間に無理に引き伸ばされないか確認した。

近いうちに前ブレーキホースはメッシュに変更する予定なので、その時は少し長めにするつもり。