ETCの為に配線を下調べ2011/01/20

観念した。ついに観念した。ETC付けてない者には恩恵は与えられないっつーことが決まった様なので、ついにVTRにETCをつけてみようかと思い始めた。

一人で走るときは高速なんぞ乗らないんだけどマスツーの時はどうしても乗ることになる。どいつもこいつも外車ばっかりの金持ち共でETC付けてないのがもはや私一人なんていう状況だ。

でも元の配線は傷つけたくない!
コケまくるから普段は外しておきたい!

という事でバイク屋さんと話した結果、自分でカプラとかつけてきたらそれに合わせてあげるよという事になったので近頃配線図とにらめっこな訳で。

■計画
ETCは一体型にし、シート下から電気取ってタンクバッグに収納して使用する。ヒューズボックス辺りから取ろうかと思ったけど、12V線とアース線を近いところからスッキリ取得したい、ヒューズを経由した後が良かろう、などと考えた結果、テールライトのカプラから取ることにした。黒/茶線(黒に茶色の線が入った二色使いの電線)が12V、緑線がアース。メーター、前ウインカー常時点灯線、テール常時点灯線、これらと共通のヒューズとなる。

カプラから端子を外せるので赤線で囲った部分を作る。

VTRで使用されている端子を見てみた所、テールのカプラには住友電装製の110型端子が使われている。日本無線の一体型ETCには090型の防水カプラが使われているらしい。

購入するのは
2P110型カプラ、オスメスセット ---(1)
2P090型カプラ、オスメスセット ---(2)
110型端子と090型端子は、かしめ失敗を考慮して大量に買う。

(1)のメス用カプラにVTRテール用の端子を付け、(2)のオス用カプラにETCのカプラから取った端子を付ければ良いのではないか。

■別の計画が浮上
今回テールライトの端子を見るためにシートの奥の方にあるカプラをまとめた場所を見たら、何か良く分からない行き止まりカプラがあった。
上にちらっと見えているのはテールライト線とウインカー線。で、3個のころっとした防水カプラがあった。相手がいなくて行き止まりだ。赤いのはサービスチェックカプラ。ここの端子を短絡してエンジンコントロールユニットからのエラー出力を得たりする。手前の白カプラ二つが謎。

線の色から配線図のどのカプラに当たるかは分かったけど、特に役割が書かれていない。ただ、一番手前の4P白カプラ、赤/黄線(一番手前に見えている)はキーOFFでも電圧があり、それに繋がるヒューズは「OP ALARM」と書かれている。オプションの盗難防止用パーツを付けるときに利用されるものかも知れない。ちなみに緑線(赤/黄線の奥)はアース、白/黒線(赤/黄線の右隣)はキーONで電圧来る。

2P白カプラの方は、ここに来ている二本の線は単純に短絡されていて、スタートスイッチの方に繋がっている。スターターリレースイッチのトリガー線の一部となっている。オプションのアラームを付けるときに同時に使用されるのかな?

4P白カプラのメス端子を引っ張り出してサイズを計ると090型だ。このカプラは住友電装の4P090型HM防水と思われる。ETCと同じ090型だし、これに合うオス用カプラだけ買えばETC装着可能なんじゃ…と思ったが、ETCを取り外すのにいちいちシート奥に手ぇ突っ込むのもナンだし、やっぱり延長コードはいるかなと思い直したり。

うーん、どっち使おう。

[追記 11/01/23]
HONDAのページでオプションのイモビアラームを見たら
「車体の揺れや移動を感知してアラーム音で警告し、同時に点火系を遮断します。」
とあった。イモビの時は2Pと4Pの白カプラは同時に使われる可能性高い。

チェーンのオイルメンテ2011/01/21

通常チェーンと言えばルブでメンテするもんだけど、エンジンオイルやチェーンソーオイルでメンテナンスしている人も秘かにいるらしい。

サービスマニュアルにもばっちり書いてある。オイルも有りだと。

■メリット
(1) 汚れが落ち易い
ルブメンテのチェーンに触れたり、ルブが飛び散ったりすると汚れが極めて落ちづらい。もうめちゃくちゃ落ちづらい。が、オイルメンテならウエスで拭えば割と落ちる。フロントスプロケ辺りに溜まる泥と混ざった堆積物もオイルなら柔らかいので掃除しやすい。これがルブだともうやってらんない。

(2) チェーンが持つ
ルブのもっさりした汚れがチェーンに付いてない分、回転時の音はする気がする。が、現在VTRの走行距離 27,000kmにして未だ伸び代は半分も行っていない。このまま同じように伸びていくとしたら5万km以上は持ちそう。

(3) クリーナー要らず
ルブの時はチェーンクリーナーできっちり落としてて、これが結構直ぐに無くなるので不経済だったが、オイルだと最初にウエスでざっと拭ってからオイル注す。手早くやろうという場合はほんの数分ですむ。

■デメリット
(1) メンテサイクルが短い
人によっては200〜300km毎とか言うけど私はサイクル長め。ツーリング行くと300〜400km走る事が多いので、だいたい1,2回行ったらメンテナンス。ただし雨天走行したら直ぐにメンテしてあげないと速攻錆びる。以前、高速道路含めて1,000km以上をノーメンテで走ったことがある。この時はチェーンカラカラでキラキラした金属粉みたいなのが見られたので、流石に厳しかったみたい。オイルが切れてくると音が変わってくるので分かるっちゃー分かる。

(2) ルブより飛ぶ
オイルは柔らかいのでかなり飛ぶ。タイヤにつく。付けるオイルの量は慣れが必要。


■メンテグッズ
ジェットオイラーに入れたエンジンオイルと油絵用の硬めの筆。35ml容器だが結構持つ。何回持つかは数えてない。10回は使えてる気がする。オイルは廃油を使う人もいる様だが私はオイル交換の時の残り。シェブロンオイル20w-50の硬めのもの。(セローとVTRは10w-40を使用。20w-50は旦那のバイク用。おこぼれをいただく)

上記のサービスマニュアルにはギアオイル#80か#90とあるが、それより若干硬めかも知れない。なんでもいいけどギアオイルって臭くて…。

こんな感じで塗る。なのでチェーン幅以上の幅の平筆を買うとよろし。硬めでコシのあるもの。

タイヤの側面には積年のオイル筋。一回でこれだけ飛ぶわけじゃないので注意。一回のメンテ後に大体3〜10本程の新たな筋が付くと考えるといいかな。飛ぶオイルの量が微量だし、また、全部がタイヤの接地面まで到達するわけじゃないのでスリップの心配はほぼ杞憂だと思う。

[追記]
私はチェーンガード(パーツリストによると「ドライブチェーンケース」と言うらしい)を付けていないのでタイヤにまでオイル飛んでるけど、装着すれば飛ばなくなるんじゃないかな。最近「危ないから付けた方がいいのでは」との指摘を何度か受けたのでメンテの時に一手間かかるけど付けようかなぁ。

■秘かな交流
オイルメンテナーはオイルメンテナーを秘かに知る。
A「あ、このチェーンはォィr…」(ニヤリ)
B「ええ、そうです。貴方のチェーンも…」(ニヤリ)

野点セット 12011/01/23

ツーリング先の素敵ポイントでお茶したい!!
その為の素敵グッズを紹介。

■火の出る物

PRIMUS Ultra Burner P-153
[点火スイッチは取り外してある。詳細は後述]

小さい割には火力が強いらしい。他のを使ったことが無いので比較できないが、今のところ困っていない。

火の出るところがコンパクトなので小さな物でも無駄なく加熱。
マグカップの冷えたコーヒーでもこの通り、再加熱。(注:直径7cmくらいなのはマグカップの方)

■風よけ
野点と言えば風との戦い。ガスが勿体無いので効率よく湯を沸かしたい。
そこで…
この様に使っていた。

ところが、ある日スイッチが効かなくなった。「カチッ」となるはずが、押しても「むに」とした感触に。分解してみると内部のスイッチが溶けていた。ヒャッハー
どう考えても上記の使用方法が原因だね。

まあ何でもスイッチは元から壊れ易いモンらしいので人よりちょっと早かったネ、という事でライターで点火する事にする。(旦那から貰ったキャバクラのライター。LEDとボタン電池が仕込んであって火を付けるとチカチカ光るお馬鹿仕様。お気に入り)

そして風防も進化した。このバーナーは五徳が伸びるので

アルミ箔に五徳の先を刺してみると、
こんな感じ。完璧である。
あ、イヤ、暴風だと全然使えなさそうな不安定感は否めませんな。

アルミ箔は風防の他、冷めないように蓋にしたりと便利に使える。

余談だけどこのアルミ箔、名も知れぬ野点達人からいただいた物。まだ大事に使っています。ありがとうございます。

野点セット 22011/01/24

ツーリング先の素敵ポイントでお茶したい!!
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■コーヒー豆を挽く物

ポーレックス コーヒーミル

ステンレスの輝きが美しい一品。
ハンドルが取り外せる携帯用コーヒーミル。

分解。

豆を挽く部分(A,B)がセラミックで、取り外して洗える。普段は使用後に筆で豆の粉を払う程度。

Cの十字留め具でAとBの隙間を調整し、粗挽きからエスプレッソ用細挽きまで自由自在。

しかし
は っ き り 言 っ て
コーヒー豆なんぞ家で挽いて来りゃいいに決まっとる。

でもやっぱ挽く時の香りが大変よろしい。そして人に振る舞う場合は目の前で挽くと大変喜ばれる。ミルを回し始めたときに目をキラキラさせて見て来る人には

「 挽 き ま す か 」

大変楽しい。

■持ち運び時のポイント
ツーリングの持ち運びの場合、やかんやマグの中にも物を詰めたりするけど、金属同士が触れ合うとバイクの振動で直ぐに傷が付く。気にしないってのもアリだけど専用収納袋を作ったりするのも悪くないよ。

■余談
ちなみにこのミル、スパイスを挽くのにも使える。けどコーヒー用、スパイス用と分けた方がいいような気がする。

野点セット 32011/01/26

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■ コーヒーを淹れる物

UNIFLAME Coffee Banet cute (2人用)
ステンレス製の針金。コペルニクス的発想でバツグンの収納性を実現したコーヒードリッパー。左の紙はこのドリッパーで使える「コーノ式」円錐フィルター。

畳むとこんな感じ。感激の構造である。

二人用とあるけど頑張れば三人分いける。ただ、湯沸かし用とサーバー用の入れ物が必要になる。マグカップに直接淹れるのは、3カップともなると最初と最後の味の違いがありすぎて禁じ手。かと言ってお茶みたいに回し淹れすると絶対間違いが起こる。絶対こぼす。こぼしまくる。

とりあえず現在は300ccのカップに二人分淹れて、一回り小さなマグカップに半分分けるという形で、サーバー無しの2カップ形式を採用している。

■やはりドリップか
以前コーヒーを淹れる為に持っていたのは snow peak の「チタンカフェプレス 3カップ」というもの。プレス式でコーヒーを淹れるものだけど、とても野趣溢れるコーヒーが出来上がる。コーヒー豆のオイルが表面に浮いている漢のコーヒー。カップの底に豆の微粒子がとごる、そんな漢のコーヒー。(どーでもいーけど「とごる」は方言なんだなぁ、知らなかったよ。)

これはこれで好きな人もいるだろうけど、私としてはすっきりしたドリップ式の方が好きかな。また、人に振る舞うにもドリップの方が万人向けかと思う。

チタンカフェプレス本体は現在、湯沸かしポットとして活躍中。
これの蓋を除いて使用(アルミ箔を蓋にしている)。大きさは直径82mm、高さ140mmとあるが、これは蓋のつまみ部分を含まない。600〜650cc入る。

ご覧の通り一般的なアウトドア用ポットに比べて底面積が狭く高さがあるのでバーナーによっては火力が脇に逃げて使えない。「野点セット 1」で紹介したバーナーなら相性良し。湯を注ぐとき調節がし易く、マグカップとしても使える形状だと思う。

野点セット 42011/01/27

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■マグカップ

snow peak スタッキングマグ H200
snow peak チタンシングルマグ 300

左がスタッキングマグ H200、容量200cc。何故にスタッキングかと言うと取っ手が付いていないので他のサイズのスタッキングマグにすっきり収まるから。多分。
素材はチタン。全体がダブルウォールという空気を挟んだ二重構造になっているので保温性高し。火にかけるのは駄目。

右がシングルマグ 容量300cc。こっちもチタン。折り畳める取っ手が付いている。何故にシングルかというと多分ダブルウォールじゃないから? こっちは火にかけられる。

いずれも付属の収納ネットがついていて、この様にすっぽり収まる。

チタンは熱伝導性が悪いとの事で、熱い飲み物を入れても飲み口が高温にならず飲みやすい。ちょっとお値段は張るけど家でも思わず使っちゃう程度には素敵に心地好いマグカップなのである。

ただ…
ダブルウォールの方は水分を綺麗に拭き取れるが、シングルマグの方は赤矢印部分に水が入るので振り回して水分を切らないといけないのが少しめんどいのだった。

今までのHMSでの指導 まとめ2011/01/30

カテゴリー名「HMS」を「ライディング」に変更した。

記念?に今までのHMSにおいてインストラクターさんに受けた指導と克服度合いをまとめてみる。2010年8月からは過去記事になっているが、それ以前のHMS('09 7/5 〜 '10 5/29 の5回)での指導もまとめてみる。

■低速バランス
アクセルの開けが足りない → 近頃無駄に吹かしすぎ
後ブレーキ有効に使え → まあOKか?
クラッチのみでの練習もどうぞ → 普段から半クラ多用を心掛ける

■八の字
目線早送り → ようやく定着しつつあるが、もう一歩
舵角つけよ → ハンドルフルロックまで行かないまでも近くまで来た
リーンアウトになるな → アウトになることはもはや無い
バイクに貼り付き過ぎ → 時々注意が必要
ハンドルフルロックに拘るな → そのうち出来るようになると捉えた
ブレーキ引きずれ → 定着途中
ブレーキ開放を繊細に → 定着途中

■直線パイロンスラローム
後ブレーキ使え → 適切かどうかは別として使えてる
腕を屈伸させよ → まだできん

■オフセットスラローム
加減速をしっかり → 今のところこんなもんかなという位には出来てる

■コーススラローム
基本1速で → OK
加減速練習で出来た上体の動きが無くなる → マシになったがまだまだ
猫背に → マシになったがまだまだ
後輪荷重 → 効果が実感できる程度には出来てる
目線早送り → 毎回意識するべき

***
同じことを何度も指摘されたりしていて、なかなか進歩しないけど、たまに記録しといた物を見て過去の指導の取りこぼしが無いかチェック。


■気付いた事
「欲を捨てるべき」

これはある日のHMSが猛烈にバランバランだった事で思い知った。バイクが暴れる暴れる。まずは丁寧に乗ろうと思うのに何故か急いじゃって全然駄目。あまりの酷さに凹んだわー。もう座禅を組むべきと思った。

それからは始める前に顔の筋肉を緩めて「落ち着くこと」と「インストラクターさんの指導を漏らさず聞くこと」を自分に言い聞かせる事にしている。